LightFile NextLightFile Next

ライセンスのセットアップ

ライセンストークンの取得と設定方法

LightFile Shotを使用するには、有効なライセンストークンが必要です。

ライセンストークンの取得

ライセンストークンは、メーカーからトライアル申し込み時または製品購入時に発行されます。

ライセンスの種類

1. 永続的なライセンストークン

  • 用途 - 本番環境での継続利用
  • 有効期限 - なし(永続的に利用可能)
  • 取得方法 - 製品購入時に提供

2. トライアル用ライセンストークン(期限付き)

  • 用途 - 評価・試用目的
  • 有効期限 - あり(トークンごとに設定された期限)
  • 制限 - 有効期限を過ぎると利用できなくなります
  • 取得方法 - 評価申し込み時に提供

重要: トライアル用ライセンストークンは、設定された有効期限を過ぎると使用できなくなります。期限後も継続して利用したい場合は、LightFileを正式にご契約ください。その後、ライセンストークンの差し替えが必要です。

ライセンストークンの指定方法

ライセンストークンは以下の3つの方法で指定できます。優先順位の高い順に説明します。

方法1: コマンドラインオプション(最優先)

--license-token または -l オプションでトークンを直接指定します。

lightfile-shot /path/to/images --license-token "your-license-token-here"

短縮形:

lightfile-shot /path/to/images -l "your-license-token-here"

方法2: 環境変数 LF_TOKEN

環境変数 LF_TOKEN にトークンを設定します。

Linux / macOS (Bash / Zsh)

# 一時的に設定(現在のシェルセッションのみ)
export LF_TOKEN="your-license-token-here"
lightfile-shot /path/to/images

# 永続的に設定(~/.bashrc または ~/.zshrc に追記)
echo 'export LF_TOKEN="your-license-token-here"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

Windows PowerShell

# 一時的に設定
$env:LF_TOKEN = "your-license-token-here"
lightfile-shot.exe C:\path\to\images

# 永続的に設定(ユーザー環境変数)
[Environment]::SetEnvironmentVariable("LF_TOKEN", "your-license-token-here", "User")

方法3: ファイル ~/.lightfile-next/token

ライセンストークンをファイルに保存します(推奨)。

Linux / macOS

# ディレクトリを作成
mkdir -p ~/.lightfile-next

# トークンをファイルに保存
echo "your-license-token-here" > ~/.lightfile-next/token

# パーミッションを設定(他のユーザーから読めないようにする)
chmod 600 ~/.lightfile-next/token

# 確認
cat ~/.lightfile-next/token

Windows PowerShell

# ディレクトリを作成
New-Item -ItemType Directory -Force -Path "$env:USERPROFILE\.lightfile-next"

# トークンをファイルに保存
"your-license-token-here" | Out-File -FilePath "$env:USERPROFILE\.lightfile-next\token" -Encoding UTF8

# 確認
Get-Content "$env:USERPROFILE\.lightfile-next\token"

ライセンス検証について

ライセンス検証は暗号技術によりオフラインで行われます。ネットワーク接続は不要です。

セキュリティ上の注意

トークンの保護

ライセンストークンは機密情報です。以下の点に注意してください:

  • 公開リポジトリにコミットしない - .gitignore~/.lightfile-next/ を追加
  • ログに出力しない - スクリプト内でトークンをechoしない
  • 適切なパーミッションを設定 - ファイルは chmod 600 で保護
  • 共有しない - 個人または組織で契約したライセンスを第三者と共有しない

ファイルパーミッションの設定(Linux/macOS)

# トークンファイルを自分のみ読み書き可能にする
chmod 600 ~/.lightfile-next/token

# ディレクトリも保護
chmod 700 ~/.lightfile-next

.gitignoreへの追加

# プロジェクトの .gitignore に追加
echo ".lightfile-next/" >> .gitignore