動作モード
上書きモードと複製モードの使い分け
lightfile-shotは、2つの動作モードを提供します。
上書きモード(デフォルト)
元のファイルを最適化して上書き保存します。
ディレクトリの最適化
lightfile-shot /path/to/images単一ファイルの最適化
lightfile-shot /path/to/image.jpgカレントディレクトリの最適化
lightfile-shot .複製モード
別のディレクトリに最適化したファイルを保存します。元のファイルは変更されません。
ディレクトリからディレクトリへ
lightfile-shot /path/to/source /path/to/destinationソースディレクトリの構造を維持したまま、最適化した画像を宛先ディレクトリに保存します。
ファイルからファイルへ
lightfile-shot /path/to/source.jpg /path/to/optimized.jpg1つの画像ファイルを最適化して、別のファイルとして保存します。
注意事項
引数の整合性
- 第1引数がファイルの場合: 第2引数も出力ファイルパスを指定してください(既存ディレクトリを指定するとエラーになります)
- 第1引数がディレクトリの場合: 第2引数も出力ディレクトリパスを指定してください(既存ファイルを指定するとエラーになります)
エラー例
# NG: ファイルを既存ディレクトリに出力
lightfile-shot /path/to/image.jpg /path/to/existing_directory
# Error: 第1引数がファイルの場合、第2引数は既存のディレクトリではなく出力ファイルパスを指定してください
# OK: ファイルからファイルへ
lightfile-shot /path/to/image.jpg /path/to/optimized.jpg# NG: ディレクトリを既存ファイルに出力
lightfile-shot /path/to/directory /path/to/existing_file.jpg
# Error: 第1引数がディレクトリの場合、第2引数は既存のファイルではなく出力ディレクトリを指定してください
# OK: ディレクトリからディレクトリへ
lightfile-shot /path/to/directory /path/to/output_directory使い分け
上書きモードを使う場合
- ディスク容量を節約したい
- 元のファイルを残す必要がない
- 既存のファイルパスを維持したい
複製モードを使う場合
- 元のファイルをバックアップとして残したい
- 最適化前後を比較したい
- 安全に処理を試したい
- 最適化版を別の場所で使用したい
ドライランモードとの組み合わせ
どちらのモードでも、--dry-run オプションを使用することで、実際の書き込みを行わずに処理をプレビューできます。
# 上書きモードのプレビュー
lightfile-shot /path/to/images --dry-run
# 複製モードのプレビュー
lightfile-shot /path/to/source /path/to/destination --dry-run