ログ機能
ログレベルと出力制御の方法
lightfile-shotは詳細なログを出力します。このドキュメントでは、ログの制御方法を説明します。
ログレベル
lightfile-shotは4段階のログレベルをサポートしています。
debug(デバッグ)
最も詳細なログを出力します。開発やトラブルシューティング時に使用します。
lightfile-shot /path/to/images --log-level debuginfo(情報、デフォルト)
重要な情報ログを出力します。通常使用時に推奨されるレベルです。
lightfile-shot /path/to/images --log-level info
# または省略(デフォルト)
lightfile-shot /path/to/imageswarn(警告)
警告とエラーのみを出力します。
lightfile-shot /path/to/images --log-level warnerror(エラー)
エラーのみを出力します。
lightfile-shot /path/to/images --log-level error詳細ログ(--verbose)
--verbose オプションを使用すると、サブモジュールの内部ログも含めた詳細なログが出力されます。
lightfile-shot /path/to/images --verbose短縮形:
lightfile-shot /path/to/images -v用途:
- 処理の詳細な流れを確認したい場合
- トラブルシューティング時
- 処理がどこで止まっているかを確認したい場合
静かな実行(--quiet)
--quiet オプションを使用すると、コンソール出力を完全に無効化します。
lightfile-shot /path/to/images --quiet短縮形:
lightfile-shot /path/to/images -q効果:
- CLIからのログは一切表示されない(エラーも含む)
- 結果確認には終了コード、
--journal、ログリダイレクトなどを利用
用途:
- バックグラウンド実行時
- cron/タスクスケジューラでの実行時
- 完全にサイレントなバッチ実行が必要な場合
環境変数でログレベルを設定
環境変数 LOG_LEVEL でログレベルを設定できます。
export LOG_LEVEL=debug
lightfile-shot /path/to/images優先順位: --log-level オプション > LOG_LEVEL 環境変数
ログレベルとverboseの組み合わせ
# 最も詳細な出力
lightfile-shot /path/to/images --log-level debug --verbose
# エラーのみ、詳細なし
lightfile-shot /path/to/images --log-level errorログの保存
標準出力をファイルに保存
# すべての出力をファイルに保存
lightfile-shot /path/to/images 2>&1 | tee optimization.logエラーのみをファイルに保存
lightfile-shot /path/to/images 2> errors.logジャーナル機能で詳細記録
処理結果の詳細をNDJSON形式で記録するには、ジャーナル機能を使用します。
lightfile-shot /path/to/images --journal result.ndjsonシグナル処理
処理中に Ctrl+C を押すと、安全にシャットダウンします。
🔧 最適化中: 150 / 750ファイル (20.0%) | 最適化: 50件 | スキップ: 50件 | 失敗: 50件 | 削減量: 1.2 MB (-12.0%) | ⏳ 経過: 10s | 残り: 約40s
^C
Received interrupt signal, shutting down...注意: 処理中のファイルは完了するまで待機してから終了します。
ログメッセージの詳細
各ログメッセージの詳細な説明はログメッセージ一覧を参照してください。