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ローカルバックアップ

ローカルディレクトリへのバックアップ設定

ローカルファイルシステムにバックアップを保存します。

基本的な使い方

コマンドライン:

lightfile-batch local /path/to/images --backup-dir /path/to/backup

YAML設定ファイル:

backup:
  fileSystem: local
  mode: strict
dir:
  backup: /path/to/backup
local:
  dir: /path/to/images

デフォルトのバックアップ先

デフォルトでは以下の場所にバックアップが保存されます:

~/.lightfile-next/batch/<project>/backup/

容量管理

LightFile Batchは、バックアップファイルが増えすぎたときに、古いバックアップを一定のルールで削除することで、ディスクの空き容量が枯渇しないような仕組みを設けています。

推奨: 空き容量ベースの管理を使用

ローカルバックアップでは、ディスク空き容量ベースの管理を推奨します。

バックアップサイズベースの管理は、ディレクトリ全体のスキャンが発生するため、バックアップ容量が大きいと処理に時間がかかります。

ディスク空き容量ベース(推奨)

ディスクの空き容量を監視し、しきい値を下回ったら古いバックアップから順に削除します。

コマンドライン:

lightfile-batch local /path/to/images \
  --backup-dir /path/to/backup \
  --backup-free-space-threshold 10gb \
  --backup-target-free-space 15gb

YAML設定ファイル:

backup:
  freeSpaceThreshold: 10gb   # しきい値: この値を下回ったらクリーンアップ
  targetFreeSpace: 15gb      # 目標値: クリーンアップ後に確保する空き容量
dir:
  backup: /path/to/backup
local:
  dir: /path/to/images

動作:

  1. 空き容量がfreeSpaceThreshold(10GB)を下回る
  2. 古いバックアップから順に削除
  3. 空き容量がtargetFreeSpace(15GB)以上になるまで削除を続行

バックアップサイズベース

バックアップディレクトリの合計サイズを管理します。

コマンドライン:

lightfile-batch local /path/to/images \
  --backup-dir /path/to/backup \
  --backup-max-total-size 50gb \
  --backup-target-total-size 40gb

YAML設定ファイル:

backup:
  maxTotalSize: 50gb        # 最大サイズ: この値を超えたらクリーンアップ
  targetTotalSize: 40gb     # 目標サイズ: クリーンアップ後の目標サイズ
dir:
  backup: /path/to/backup
local:
  dir: /path/to/images

動作:

  1. バックアップの合計サイズがmaxTotalSize(50GB)を超える
  2. 古いバックアップから順に削除
  3. 合計サイズがtargetTotalSize(40GB)以下になるまで削除を続行