環境変数

lightfile-batchで使用できる環境変数の一覧です。

基本的な環境変数

環境変数	説明	対応オプション	デフォルト値
`LOG_LEVEL`	ログレベル	`--log-level`	実行時のデフォルト: `info`
`LF_TOKEN`	ライセンストークン	`--license-token`	なし

AWS認証関連の環境変数

Amazon S3やS3互換ストレージを使用する場合、以下の環境変数が利用できます。

環境変数	説明	対応オプション	デフォルト値
`AWS_ACCESS_KEY_ID`	AWSアクセスキー	`--s3-access-key`	なし
`AWS_SECRET_ACCESS_KEY`	AWSシークレットキー	`--s3-secret-key`	なし
`AWS_PROFILE`	AWS認証プロファイル名	なし	`default`
`AWS_SESSION_TOKEN`	AWS STSセッショントークン	なし	なし

AWS認証情報の検出順序:

コマンドラインオプション（--s3-access-key, --s3-secret-key）
YAML設定ファイルの認証情報
環境変数（AWS_ACCESS_KEY_ID, AWS_SECRET_ACCESS_KEY）
AWS CLI設定ファイル（~/.aws/credentialsの指定プロファイル）
IAMロール（EC2インスタンス上で実行する場合）

使用例

ライセンストークンを環境変数で設定

export LF_TOKEN="your-token-here"
lightfile-batch local /path/to/images

AWS認証情報を環境変数で設定

export AWS_ACCESS_KEY_ID="AKIAIOSFODNN7EXAMPLE"
export AWS_SECRET_ACCESS_KEY="wJalrXUtnFEMI/K7MDENG/bPxRfiCYEXAMPLEKEY"
lightfile-batch s3 --s3-bucket my-bucket --s3-region us-west-2 --s3-acl private

ログレベルを環境変数で設定

export LOG_LEVEL=debug
lightfile-batch local /path/to/images

AWS プロファイルを使用

AWS CLIで設定したプロファイルを使用する場合:

export AWS_PROFILE=production
lightfile-batch s3 --s3-bucket my-bucket --s3-region us-west-2 --s3-acl private

~/.aws/credentials ファイルに複数のプロファイルがある場合、AWS_PROFILE 環境変数で使用するプロファイルを指定できます。

設定の優先順位

複数の設定方法が指定された場合、以下の優先順位で適用されます:

コマンドラインオプション（最優先）
環境変数
YAML設定ファイル
デフォルト値（最低優先）

例:

# 環境変数とコマンドラインオプションを両方指定
export LOG_LEVEL=warn
lightfile-batch local /path/to/images --log-level debug
# → debug が適用される（コマンドラインオプションが優先）

永続的な設定

Linux/macOS

シェルの設定ファイルに追記します:

# ~/.bashrc または ~/.zshrc に追記
echo 'export LF_TOKEN="your-token-here"' >> ~/.bashrc
echo 'export LOG_LEVEL="info"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

Windows (PowerShell)

システム環境変数またはユーザー環境変数に設定します:

# ユーザー環境変数に設定
[Environment]::SetEnvironmentVariable("LF_TOKEN", "your-token-here", "User")
[Environment]::SetEnvironmentVariable("LOG_LEVEL", "info", "User")

または、コントロールパネルから「システムのプロパティ」→「環境変数」で設定できます。

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