表示言語の設定
LightFile Batchの表示言語を切り替える
LightFile Batchは日本語と英語の両方に対応しています。起動時に自動的にユーザーの環境を検出して、適切な言語でメッセージを表示します。
対応言語
- 英語 (en) - デフォルト言語
- 日本語 (ja) - 日本語環境で自動的に選択されます
言語の自動検出の仕組み
LightFile Batchは以下の環境変数を順番にチェックして、言語を自動判定します:
環境変数の優先順位
LANGUAGE- 最優先LC_ALL- 2番目に優先LC_MESSAGES- 3番目に優先LANG- 最後にチェック
これらの環境変数のうち、最初に見つかった有効な値を使用します。複数設定されている場合は、優先順位の高いものが使われます。
環境変数の書き方のルール
環境変数には以下のような形式で言語を指定できます:
日本語の場合:
ja- 言語コードのみja_JP- 言語と地域ja_JP.UTF-8- 言語、地域、文字エンコーディング
いずれの形式でも、jaが含まれていれば日本語として認識されます。
英語の場合:
en- 言語コードのみen_US- 言語と地域en_US.UTF-8- 言語、地域、文字エンコーディング
判定ルール
- 環境変数に
jaまたはja_JPのように日本語を示す値が含まれている場合 → 日本語で表示 - それ以外の場合、または環境変数が設定されていない場合 → 英語で表示
日本語で表示する
macOS/Linuxの場合:
# 一時的に日本語で表示
LANG=ja_JP.UTF-8 lightfile-batch --help
# またはセッション全体で日本語にする
export LANG=ja_JP.UTF-8
lightfile-batch --help
# 短い形式でも可
LANG=ja lightfile-batch --helpWindowsの場合:
# PowerShell
$env:LANG = "ja_JP.UTF-8"
lightfile-batch --help
# 短い形式でも可
$env:LANG = "ja"
lightfile-batch --help英語で表示する
macOS/Linuxの場合:
# 一時的に英語で表示
LANG=en_US.UTF-8 lightfile-batch --help
# またはセッション全体で英語にする
export LANG=en_US.UTF-8
lightfile-batch --help
# 短い形式でも可
LANG=en lightfile-batch --helpWindowsの場合:
# PowerShell
$env:LANG = "en_US.UTF-8"
lightfile-batch --help
# 短い形式でも可
$env:LANG = "en"
lightfile-batch --help環境変数の優先順位の例
複数の環境変数が設定されている場合、優先順位の高いものが使われます:
# LANGUAGE が最優先される例
export LANG=en_US.UTF-8 # 英語を設定
export LANGUAGE=ja_JP.UTF-8 # 日本語を設定
lightfile-batch --help # → 日本語で表示される
# LANGのみ設定されている例
export LANG=ja_JP.UTF-8
lightfile-batch --help # → 日本語で表示される