バックアップモード

LightFile Batchは、バックアップの必要性に応じて3つのモードを選択できます。

本番環境でバックアップを必須とする場合から、テスト環境でバックアップの重要性が低い場合まで、様々なプロジェクトに対応できます。

`strict`モード（デフォルト）

バックアップが必須です。バックアップに失敗した場合、バッチ処理全体を中断します。バックアップの障害が発生した状態で処理を継続するのは危険だという判断により、安全のため処理を停止します。

コマンドライン:

lightfile-batch local /path/to/images \
  --backup-dir /path/to/backup \
  --backup-mode strict

YAML設定ファイル:

backup:
  mode: strict
dir:
  backup: /path/to/backup
local:
  dir: /path/to/images

用途: 本番環境など、データの安全性が最優先の場合

バックアップを試みますが、失敗してもバッチ処理を継続します。バックアップの重要性がそこまで高くない場合に適用します。

コマンドライン:

lightfile-batch local /path/to/images \
  --backup-dir /path/to/backup \
  --backup-mode loose

YAML設定ファイル:

backup:
  mode: loose
dir:
  backup: /path/to/backup
local:
  dir: /path/to/images

用途: 開発環境やテスト環境

バックアップを完全に無効化します。

コマンドライン:

lightfile-batch local /path/to/images --backup-mode none
# または短縮形
lightfile-batch local /path/to/images --no-backup

YAML設定ファイル:

backup:
  mode: none
local:
  dir: /path/to/images

用途: 別の方法でバックアップを取得している場合